【箱根駅伝2020振り返り】〜東京国際大学〜

こんばんは。箱根駅伝に出場したチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は東京国際大学箱根駅伝を振り返っていきます。

 

全日本予選会、箱根予選会共にトップ通過、全日本大学駅伝では初出場ながら4位と、チームの歴史を変えまくっている今シーズン、箱根駅伝でもシード権獲得を目指して戦いました。

 

結果

総合:5位

往路:3位

復路:6位

13位 1区 丹所健 1年 1:03:02 区間13位

 8位  2区 伊藤達彦 4年 1:06:18 区間2位

 1位 3区 ヴィンセント 1年 59:25 区間賞 区間

 2位 4区 佐伯涼 3年 1:02:53 区間12位

 3位 5区 山瀬大成 4年 1:12:55 区間10位

 4位 6区 大上颯麻 1年 1:00:26 区間18位

 5位 7区 真船恭輔 4年 1:04:03 区間7位

 5位 8区 芳賀宏太郎 2年 1:05:51 区間5位

 3位 9区 相沢悠斗 4年 1:09:04 区間3位

 5位 10区 内山涼太 4年 1:10:31 区間9位

1区に大学駅伝デビュー戦のルーキー丹所が区間13位と見事に起用に応え、2区伊藤は相澤と約15kmにわたってランニングデート。共に前を追いかけ、相澤に競り負けたものの区間2位、塩尻和也(順天堂大学)の持つ日本人最高記録を上回る快走を見せました。

続く3区、イェゴン・ヴィンセントが59分25秒という区間記録を約2分上回る世界レベルの快走を見せ、初めてトップに立ちます。

4区でも佐伯がトップを明け渡したものの区間12位と踏ん張り、5区山瀬も区間10位と好走を見せ、大学史上最高順位の3位で往路を終えました。(ちなみに最後に発した、「もう走らん!」という言葉が印象的でした)

復路、6区7区で順位を2つ落としますが、上位をキープ。9区相沢が区間3位の力走で順位を2つ上げ、3位で襷リレー。初シードどころかトップ3も狙える範囲内で10区内山に襷を繋ぎます。

10区、内山は区間9位と前回の自身のタイムを大幅に更新する好走を見せますが、後ろから追い上げてきた國學院大帝京大と共に走っていた明治大の4校で壮絶な3位争いを繰り広げます。

結果的には國學院大帝京大に競り負けるも、総合5位、初のシード権を勝ち取りました。

私的MVP

♢丹所健 1年 1区13位

予選会を走ったことはあるものの、全日本は未出場、箱根駅伝が大学駅伝デビュー戦となり、さらに初めての大学駅伝は例年以上に強者揃いとなった箱根の1区でした。これはどんなに力があってもプレッシャーは相当なものがあります。その中で丹所は区間13位と好走。エース伊藤が走りやすい位置で襷を渡せたことが東京国際大学躍進のひとつの大きな要因となりました。

感想

全体的に大きなミスがなかったことが今回の躍進に繋がりましたね。1区の丹所が区間13位と伊藤が走りやすい位置で襷を渡せたことから躍進は始まりました。

その伊藤は相澤晃(東洋大)と15kmにわたりランニングデートを繰り広げ、区間2位の快走で

さらにヴィンセントが区間記録を2分上回る国際レベルの走りを見せ、4区佐伯、5区山瀬の踏ん張りが往路3位につながりました。

復路では6区大上が区間18位だったものの大学記録に迫る走りを見せ、箱根経験者を並べた残りの4区間でも好走を見せ前回の最高順位15位を大幅に更新する5位でのフィニッシュとなりました。

来季に向けて

東京国際大