【箱根駅伝2020振り返り】〜神奈川大学〜

こんばんは。箱根駅伝に出場したチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は神奈川大学箱根駅伝について振り返っていきます。

 

箱根駅伝シード権獲得を知る世代が最上級生となった今季、その4年生が1年生の時以来のシード権獲得を目指して戦いました。

 

結果

総合:16位 11:07:26

往路:17位 5:34:11

復路:13位 5:33:15

12位 1区 西方大珠 3年 1:02:48 区間12位

19位 2区 北崎拓矢 3年 1:11:12 区間20位

19位 3区 越川堅太 4年 1:04:37 区間17位

19位 4区 小笠原峰士 3年 1:03:33 区間15位

17位 5区 井手孝一 3年 1:12:01 区間6位

17位 6区 森淳喜 4年 59:30 区間10位

16位 7区 川口慧 2年 1:04:06 区間8位

15位 8区 安田響 2年 1:06:53 区間12位

16位 9区 古和田響 4年 1:11:53 区間18位

16位 10区 荻野太成 4年 1:10:53 区間11位

1区の西方が区間12位のスタートを切るも、2区北崎が相澤、伊藤、レメティキら各校のエース達の襲撃に遭い、3区越川も本来の力を発揮できず、4区終了時点で19位と苦戦を強いられます。

しかし5区井手が区間6位の走りで順位を2つ上げ17位で往路を終えると復路で巻き返しを図ります。

6区森が区間10位、7区川口が区間8位、8区安田響が区間12位と力走を見せ確実に巻き返しを図るもシード権には遠く及ばず総合16位で箱根駅伝を終えました。

私的MVP

♢井手孝一 3年 5区6位

神奈川大の5区は過去2年連続で区間最下位と鬼門になっていた区間、その区間に今回は安定感のある井手を起用しました。19位で襷を受けると、区間6位(芦ノ湯〜芦ノ湖フィニッシュ地点間は全体トップ)の快走を披露、頼りになるニュークライマーの誕生を予感させました。

感想

中々思い通りにいかない感じのレースといった感じでした。安田共貴が間に合わず、1区を走るはずだった荻野を10区に回し、各校のエースが集まる2区では安定感のある北崎が順位を7つ落とし、3区越川で巻き返しを図りたかった所を区間17位とここでも苦戦を強いられるなど、主要区間で戦えるエースの不在が大きく響いた形でした。

それでも、5区の井手が区間6位の快走を見せ、復路でも6〜8区で好走を見せたりするなど随所での活躍も光りました。

来季に向けて

荻野、越川ら箱根駅伝のシード権獲得を知る世代が遂に卒業し、チームには箱根駅伝シード権獲得を走って知っている選手がついにいなくなります。ですが2、3年生にはその穴を埋められるだけの実力を持っている選手が揃っており、絶対的エースの育成、そして足並みを揃えることが復活の鍵となるでしょう。

 

 

今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行なっていきますので、どうぞ宜しくお願いします🤲