【箱根駅伝2020振り返り】〜法政大学〜
こんばんは。箱根駅伝に出場するチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は法政大学の箱根駅伝について振り返っていきます。
これまでチームの躍進を支えてきた青木らが最上級生となった今季、目標とする箱根駅伝総合4位に向けて戦いました。
○結果
■総合:15位 11:07:23
■往路:16位 5:33:00
■復路:14位 5:34:23
19位 1区 久納碧 2年 1:05:20 区間19位
20位 2区 鎌田航生 2年 1:09:08 区間18位
20位 3区 岡原仁志 4年 1:04:52 区間18位
18位 4区 河田太一平 1年 1:02:34 区間8位
16位 5区 青木涼真 4年 1:11:06 区間4位
16位 6区 坪井慧 4年 1:00:07 区間16位
16位 7区 松澤拓弥 4年 1:04:57 区間15位
17位 8区 中園慎太朗 1年 1:08:15 区間18位
15位 9区 清家陸 2年 1:09:52 区間7位
15位 10区 増田蒼馬 4年 1:11:12 区間12位
1区の久納がトップと4分7秒差の19位と大きく遅れを取ると2区鎌田、3区岡原共に区間18位と振るわず最下位に転落します。
その後4区で河田が区間8位の快走で順位を2つ上げ反撃態勢を整えるも5区青木が中盤以降単独走を強いられ区間4位の好走ながら2人抜きに留まり、往路を16位で終えました。
復路、前回6区4位の坪井が区間16位と振るわず、その後も低空飛行状態の展開となるも9区清家が区間7位の好走で順位を2つ上げ繰り上げスタートを回避、10区の増田も区間12位の粘走を見せるも前半の遅れを挽回し切れず総合15位でのフィニッシュとなりました。
○私的MVP
♢清家陸 2年 9区7位
復路は順位を落としながら戦っていた法政大学、このままでは繰り上げスタートも考えられる状況の中、9区清家が区間7位の好走で順位を2つ押し上げ繰り上げスタートを回避、鎌田、河田に次ぐ3本柱の誕生を予感させました。
○感想
4年ぶりにシード権を手放す結果になりました。エースの佐藤敏也の欠場が大きく響いた形となりましたが、それでも今出来る最大限の手は打てたと思います。
2区の鎌田が単独走を強いられながらも最後まで粘り切り、4区河田が区間8位の好走を見せ、9区清家が順位を2つ上げるなど、エースの佐藤が使えていればまた違った戦いはできたと思いますが、それでも佐藤の穴を必死に埋めようとしてよく頑張っていたなと思いました。
○来季に向けて
躍進の原動力となった佐藤、青木、坪井ら4年生が卒業、戦力的にはさらに厳しい状況になります。今回振るわなかった選手たちの奮起が一つの鍵となりそうです。
今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行なっていきますのでどうぞ宜しくお願いします。