【箱根駅伝2020振り返り】〜日本体育大学〜
こんばんは。箱根駅伝に出場したチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は日本体育大学の箱根駅伝について振り返っていきます。
予選会では3位通過と健闘、一方全日本では14位でしたが、下級生を中心に元気な選手が多い今季、箱根では2年ぶりのシード権獲得目指して戦いました。
○結果
■総合:17位 11:10:32
■往路:18位 5:34:35
■復路:18位 5:35:57
3位 1区 池田耀平 3年 1:01:21 区間3位
9位 2区 山口和也 4年 1:08:25 区間15位
15位 3区 亀田優太朗 3年 1:05:54 区間20位
16位 4区 太田哲朗 3年 1:04:20 区間18位
18位 5区 藤本珠輝 1年 1:14:35 区間16位
18位 6区 廻谷賢 4年 1:00:00 区間14位
18位 7区 大内一輝 3年 1:05:14 区間17位
17位 10区 中川翔太 4年 1:11:17 区間13位
1区の池田が区間3位と最高のスタートを切ると、2区山口が粘りの走りで区間15位と持ち堪えます。しかし3区以降で失速、注目のルーキー5区藤本も区間16位と振るわず、往路を16位で終えました。
何としてでもシード権を獲得すべく挽回を図った復路、6区廻谷が区間14位と一斉スタートの中では少し出遅れるとその後も次第にシードラインとの差は開いていき、鶴見中継所で襷が途切れてしまいます。10区中川が区間11位と1つ順位を上げたものの悔しい17位でのフィニッシュとなりました。
○私的MVP
♢池田耀平 3年 1区3位
これまで三大駅伝では全てでスターターの1区を務め上げていた池田、三大駅伝5度目の1区は歴史に残るような高速レースとなりました。そんな中で池田は1区3位と好走、近年の中で最も最高のスタートダッシュを切ることに成功しました。
○感想
流れに乗り続けられなかったという感じのレースでした。1、2区でいい流れを作れたものの、3区以降で大きく順位を落とし、10区では繰り上げスタートを喫するなど、劣勢に立たされた時にその悪い流れを断ち切れる選手がいなかったことが結果として響いた形となりました。
○来季に向けて
山口、廻谷、中川ら駅伝経験が豊富な4年生が卒業、チームの戦力としてはより一層厳しい状況になります。チーム内には駅伝経験者が多く残ります。主要区間で戦える力を持つ池田藤本の他に主要区間で戦える選手の台頭が求められます。
今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行いますので、どうぞ宜しくお願いします🤲
Twitterでは3月1日より各大学の選手紹介を行います。そちらの方も宜しくお願いします。