【箱根駅伝2020振り返り】〜青山学院大学〜

こんばんは。今回からは箱根駅伝に出場した各チームの振り返りを行なっていきたいと思います。まず今回は2年ぶり5回目の優勝を成し遂げた青山学院大学を振り返っていきます。

 

東海大学に敗れ5連覇を逃し、王者の座から引きずり下ろされ挑戦者としての立場として過ごした1年間。箱根駅伝で優勝することに全てを懸け、チームを作り上げてきました。

 

結果

総合:優勝 10:45:23 大会新

往路:優勝 5:21:16 往路新

復路:2位   5:24:07

 

7位 1区 𠮷田圭太 3年 1:01:31 区間7位

1位 2区 岸本大紀 1年 1:07:03 区間5位

2位 3区 鈴木塁人 4年 1:01:32 区間4位

1位 4区 吉田祐也 4年 1:00:30 区間賞 (区間新)

1位 5区 飯田貴之 2年 1:10:40 区間2位 (区間新)

1位 6区 谷野航平 4年    58:18 区間3位

1位 7区 中村友哉 4年 1:03:23 区間4位

1位 8区 岩見秀哉 3年 1:04:25 区間2位

1位 9区 神林勇太 3年 1:08:13 区間

1位 10区 湯原慶吾 2年 1:09:48 区間5位

 

1区の𠮷田圭太がトップと18秒差の7位で流れを作ると2区でルーキーの岸本大紀が5km過ぎで先頭集団に追い付くと残り1kmで集団から抜け出しトップで襷リレー。

ここでトップに立ったことが火をつけたのか、3区鈴木塁人がハイペースで飛ばし序盤で独走態勢を作ります。しかし中盤で猛烈な勢いで飛ばしてきたイェゴン・ヴィンセント(東京国際大)に捕らえられ、2位に後退しますが4区吉田祐也が区間賞、相澤晃(東洋大)の持つ区間記録を更新する走りで再びトップに立ち、5区の飯田貴之も区間2位の快走でトップを守り、往路優勝を成し遂げました。2位の國學院大とは1分33秒差、連覇を狙う東海大とは3分22秒差を付け往路を終えました。

 

往路で先手を取れたことで完全に勢いに乗った青山学院大学、6区谷野航平が区間3位、7区中村友哉が区間4位と2人の4年生の活躍で流れを作ると8区岩見秀哉が小松陽平(東海大)と1秒差の区間2位、9区でも神林勇太が区間賞の快走でトップを守り、終盤で逆転を狙った東海大の野望を完全に打ち砕きます。

10区でも湯原慶吾が堅実な走りで2年ぶりの総合優勝、総合記録を7分更新しかつてない高速レースを制しました。

 

感想

「やっぱり青山学院大学は強かった」そう思わせるようなレースでしたね。2区の岸本大紀が1年生ながら堂々たる走りを見せトップに立てたことが最大の勝因だったのではないでしょうか。

復路でも8区岩見秀哉が昨年の4区でのリベンジを果たすと9区で新キャプテンの神林勇太が区間賞の走りで優勝を果たしました。

 

◯来季に向けて

3区鈴木塁人、4区吉田祐也らチームを支えてきた4年生が抜けますが、青山学院大学というのは毎年のように新戦力が現れてくるチームですので心配はいらないでしょう。さらに新入生にも力のある選手が揃っており、また2年連続で5区を務めた竹石尚人もチームに残るということで、またこれから第2次黄金時代が作られていくでしょう。

 

今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行なっていきます。どうぞ宜しくお願いします🤲