【箱根駅伝2020振り返り】〜中央大学〜

こんばんは。箱根駅伝に出場したチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は中央大学箱根駅伝について振り返っていきます。

 

箱根予選会ではまさかの10位通過でしたが、本戦では総合力の高さを生かして8年ぶりのシード権獲得を目指して戦いました。

 

結果

総合:12位 11:03:39

往路:13位 5:31:40

復路:12位 5:31:59

16位 1区 千守倫央 1年 1:03:27 区間16位

18位 2区 川崎新太郎 3年 1:09:01 区間17位

16位 3区 三浦拓朗 2年 1:03:32 区間12位

15位 4区 池田勘汰 3年 1:02:51 区間11位

13位 5区 畝拓夢 3年 1:12:49 区間9位

13位 6区 若林陽大 1年 59:25 区間10位

13位 7区 森凪也 2年 1:04:50 区間12位

14位 8区 矢野郁人 3年 1:07:21 区間16位

13位 9区 大森太楽 3年 1:10:05 区間10位

12位 10区 二井康介 4年 1:10:18 区間6位

1区の千守が16位で繋ぐと2区の川崎が区間17位の走りで2区終了時点で18位、エースを後半に温存して前半は耐えるレースとなった中では十分巻き返しの効く出だしとなりました。

その後エース格を並べた3、4、5区で順位を上げ、往路は13位で終えます。

シード権目指して戦った2日目、6区若林が区間10位と健闘すると7区、予選会チーム内トップの森が区間12位と少し苦戦、8区矢野も区間16位と苦戦し、8区終了時点で10位のシード権とは3分30秒差の14位、シード権獲得は厳しくなりました。

しかしながら9区大森が区間10位と好走し、10区ではチーム内10人の内唯一の4年生二井が区間6位と好走を見せ、共に順位を上げ総合12位でのフィニッシュとなりました。

私的MVP

♢千守倫央 1年 1区16位

初めての箱根、初めての大学駅伝で任されたのは1区、しかも1年生での起用でした。あまりにも荷が重すぎる中、さらに今回は高速のレースでの展開となりました。しかし千守は止まらなく続いていく揺さぶりに12kmまで耐え抜き、大崩れすることなく前とそこまで差のない位置で襷を繋ぎ切りました。

感想

結果だけ見れば前回よりも順位を一つ下げ総合12位、シード権獲得はなりませんでしたが、4年生で箱根を走ったのはわずか1人、川崎の走りや1年生の活躍や畝拓夢の復活の走り、9区大森が区間10位と好走するなど、順位以上に価値のあった箱根駅伝となりました。

来季に向けて

今回10区を走った二井や走れなかった舟津、そして主将の田母神ら激動の時代を支えてきた世代が卒業します。ですがチームには経験者が9人残ります。さらに新入生にも既に5000m13分台を持っている選手がおり、層はさらに分厚くなっていくでしょう。来季も勝負の年になりそうです。

 

今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行なっていきますので、どうぞ宜しくお願いします🤲