【箱根駅伝2020振り返り】〜創価大学〜
こんばんは。箱根駅伝に出場したチームの結果を振り返るシリーズとして、今回は創価大学の箱根駅伝について振り返っていきます。
箱根予選会で5位に入り3年ぶりに本大会への切符を掴んだ創価大学、本戦でもシード権獲得を目指して戦いました。
○結果
■総合:9位 10:57:34
■往路:7位 5:27:34
■復路:9位 5:30:43
1位 1区 米満怜 4年 1:01:13 区間賞
6位 2区 ムイル 4年 1:07:56 区間11位
9位 3区 原富慶季 3年 1:03:16 区間11位
7位 4区 福田悠一 3年 1:01:55 区間4位
7位 5区 築舘陽介 4年 1:13:12 区間12位
10位 6区 葛西潤 1年 1:00:25 区間16位
11位 7区 右田綺羅 3年 1:05:15 区間18位
11位 8区 鈴木大海 3年 1:06:39 区間9位
11位 9区 石津佳晃 3年 1:09:44 区間6位
9位 10区 嶋津雄大 2年 1:08:40 区間賞 区間新
1区の米満がハイペースの激戦を制し最高のスタートを切ります。2区3区が共に区間11位で9位に後退しますが、4区福田が区間4位の好走で7位に順位を上げ、流れを再セット。5区キャプテンの築舘もその流れに乗り、7位をキープして往路を終えました。
復路では6区葛西が今西駿介(東洋大、山下りのスペシャリスト)らの襲撃を受け、10位に後退し、7区右田も区間18位と振るわずシード権外の11位に後退します。しかし8区、9区と区間一桁の好走で中央学院大と猛烈なシード権争いを展開。9区終了時点で中央学院大と55秒の差がついた創価大、しかし10区嶋津が区間新記録の走りで55秒差をあっさりと逆転、さらに約3分先行していた東洋大も抜き去り、総合9位、初のシード権を獲得しました。
○私的MVP
9区の時点で10位中央学院大に55秒差を付けられていた創価大、中央学院大の10区は全日本大学駅伝8区で好走を見せた石綿宏人、前回も10区を経験しているということで、逆転は難しいものと思われました。
しかし嶋津は最初からハイペースで飛ばし、55秒の差をあっさりと逆転、さらに中継所で3分先行していた東洋大も逆転、シード権内に順位を一気に押し上げる英雄のような快走で総合9位、初シード権に貢献しました。
○感想
各選手が想像以上の走りを見せシード権を獲得しました。米満の区間賞から始まり、8区間で区間12位以内と順位以上に収穫の多いレースになりました。
先程の嶋津の他に特に注目したいのは4区を走った福田悠一です。2区3区と順位を下げて戦っていた創価大、4区福田は区間4位の好走で流れを再セット、流れを変える走りを見せ、まさに次期日本人エースの誕生を予感させました。
○来季に向けて
1区区間賞の米満らチームを支えてきた4年生が卒業します。ですが3年生が今回のメンバーを多く占め5人中4人が区間一桁と好走、さらに力のある1年生も揃っており、これからも創価大の躍進は続いていきそうです。
今回はここまでにします。次回も箱根駅伝の振り返りを行なっていきますので、どうぞ宜しくお願いします🤲